嶺北の材

土、日と四国研修(香川・高知)2日間の旅へと参りました。

かねがね、持続可能な森づくりがおこなわれている国産材の産地である高知県嶺北地域に行きたいと願い、今回はじめて見学できました。
嶺北地域で生産されているスギやヒノキは、建築材として求められる品質を確保する為、山から伐採された丸太段階で、材としての強度を測定し、28分類に及ぶ選定が行われ、細かく品質が区別でき、建築材として求められる次世代の基準を想定して、それに適合する産地としての責任を明確にされています。
また、数十年後を見通し、持続的な森林経営が行われるよう、豊かな山の土壌の流出を防ぐ為、適度に除伐、間伐を行い、植林密度を調整して、森を明るくして、下草がある程度生い茂る植生にされています。
そうすることによって、SGEC材の認証を得られ、自信を持って消費者へ材を送り届けられていました。


地面に、日が差し込む人工林


私たちが見慣れている人工林
〜除伐・間伐を行って、材を消費しながら、山を豊かにしなければいけない。

*朽木の場合、増えすぎたシカが下草の新芽を食べるそうです。日本人は、シカを捕食して絶対量以下に調整する必要があるようです。  

2008年06月09日 Posted by chihirot at 09:11Comments(0)TrackBack(0)森(もり)

巨木の廟所 その2

今朝は、飯室谷から自然歩道を千野の新ほ場を通るコースを、散歩しました。
前回に続き、気に入った木立をまた紹介します。



木のスケールから考えて、300〜400年程の樹齢があるかと思います。
伊勢神宮の参道に林立するスギかヒノキと同じくらいの樹径です。  

2007年12月23日 Posted by chihirot at 16:03Comments(0)TrackBack(0)森(もり)

巨木の廟所

朝のうち、散歩に参りましたが、いつもとは逆回りに歩きました。

日常は、日吉台〜今千野〜無動谷〜西教寺〜千体地蔵〜日吉大社〜金子薬局前〜〜日吉台ですがkao07
今日は、日吉台〜今千野〜飯室谷〜無動谷〜今千野〜日吉台ですkao05

いつもとは違う風景を楽しみました。
何か新鮮な気持ちになれてよかったです。

道中、不動尊からの道筋に、慈忍和尚の廟所があります。
手前の鳥居からお墓まで、数本のスギの巨木が林立しています。
樹径は1メートル程になります。これは、見事でしたkao07

ここから慈忍和尚は、夜な夜な比叡の山中を、回峰するそうですが、参道の木々のトンネルからは、それに十分な気配が伝わってきます。
  

2007年12月21日 Posted by chihirot at 11:59Comments(2)TrackBack(0)森(もり)

今津の冠雪

最近、頻繁に高島まで行くようになりました。

先週くらいから紅葉も深まり、山頂付近にはもう、雪がしっかりと見えます。
クルマもそろそろ冬用タイヤに履き替えないといけませんiconN16

  

2007年11月25日 Posted by chihirot at 11:50Comments(0)TrackBack(0)森(もり)

千里中央へ

本日、れいほく規格材のセミナーを聴きに、千里中央に参りました。

高知県の嶺北地域で産出する良質のスギ材は、以前に香川の六車工務店が使用しているということで、たいへん注目しております。
滋賀で既に2回も、話しを聴いていたのですが、規格材そのものについてのレクチャーは今回が初めて、そのパワーについては、滋賀の林産地の手前、プレゼンを控えられていたようです。

エンドユーザー側にすれば、コストが明快に記されることで、施工サイドの人工数と経費が区別できるので、生産者側の保護と、クライアントの安心にもつながります。

更に、誰でも、限りなく住む人に優しく、環境負荷の少ない家づくりができる。
これって、スゴイな〜face08と思います。

湖北の森でも、これが可能であれば、良いのですが・・・



久しぶりに来た千里中央で、キレイな夕焼けを見ましたkao06
後で見ると、ぼやけて見えません。残念;  

2007年11月21日 Posted by chihirot at 20:37Comments(0)TrackBack(0)森(もり)

クマ剥ぎ

直径70センチくらいのスギの大木に値が付かない。

朽木の原木市場、8日のセリで売れ残ったこの原木には、欠点が三つありました。
 芯の部分に目廻りが入っている。
 心材である赤身の部分が若干黒ずんでいる。
 クマはぎにあって、表皮が削れたところが、数年後にマッシュルームのように入皮(いりかわ)になっている。
全体的に節も少なく以上の欠点に目をつむれば、テーブルの天板などに使って、消費者側としては安ければまぁいいかというレベルなのですが・・・
売り手側には、これくらいの値でという基準があり、
需要家との取引は、そのあたりが駆け引きになりますface09

そのあたりの手間が、面白いともいえるのですが、この先、コスト的にも省略されていくのでしょうか。
残してほしい商習慣ですiconN34

  

2007年11月18日 Posted by chihirot at 01:05Comments(0)TrackBack(0)森(もり)

原木市〜朽木

昨日、朽木の森林組合が開催している原木市に参りました。

設計の依頼を受けているお客さんの為にも、その土地で家を建てるには、同じ地域で育てられた材木を使いたい。
 植林 → 伐採 → 製材 → 加工 → 建方 へと流れる一連のものを、全て同じ地域でまかなう。

昭和の時代以前では当たり前だったことが、プラザ合意以降の輸入貿易の増加によって流通の価値を失い、経済的な合理化の名の下、共に、様々なものが失われてきました。
これからの未来の家づくりを考えたとき、・国民意識の環境的な価値観の転換、・貿易面での新興国の台頭、・国内人工林の間伐期を迎えたことで、日本の持続的な文化が生きた家づくりが、再び可能になるのではないかと考えています。

滋賀は、そういった家づくりが可能な、「人」と「材料」、「技術」が、残る地域です。
また、近畿圏の貴重な水源を司る地域でもあり、持続的な森づくりが可能であれば、わたしが生まれた大阪でも、美味しい水が飲めるようになりますkao07

皆さんが、何かを感じたときは、とりあえず、森に足を運んでみましょう。




朽木の原木市です。
 ここではじめて、丸太の値段が決定されます。
ず〜と立ち会っていると、雰囲気が伝わり、相場も良くわかりますiconN34
家づくりを考えたときは、セリに立ち会うのも面白いと思います。

やはり、節の多い間伐材は、その場で値が付きませんでした。また、良すぎる材も不思議と値が付きません。
無難な良材が1万円からの値段で落ち着いていきます。

需要家のニーズが相場を動かしていますiconN33  

2007年11月09日 Posted by chihirot at 11:10Comments(2)TrackBack(0)森(もり)

山の本

そういえば、当ブログのタイトルが、”森と湖のくに”でありながら、カテゴリー欄に”森(もり)”という言葉がありませんでしたface08

いま、急いで追加して、この記事から書いていこうと思います。
なぜ、”森と湖のくに”なのか
”森と湖の国”といえば、北欧のフィンランドのことです。

フィン族と、日本人は人種が近いらしく、ユーラシア大陸の東西に位置し、歴史的にも辺境故の独自性があり、地政上の類似性もあって、個人的に昔から好きな国です。なにせ、アルヴァ・アアルトの国だからkao06

かの国のように千湖ほどみずうみはありませんが、千の広さ分あるびわ湖と、生きもののためのミネラルを供給している森の存在は大きいやん、ということで、”森と湖のくに”と相成ったわけです。

最近、森にかかわる機会が多くなり、めっきりと書物を追いかける日が続いています。
皆さんもこの本が良いという本を紹介してくださいねkao05



「新月の木」について、一昨年の頃に大いに話題に上がりました。
大津の工務店の若い棟梁に教えてもらいました。  

2007年11月06日 Posted by chihirot at 22:06Comments(2)TrackBack(0)森(もり)